ホンダのレブルは、その個性的なデザインと扱いやすさから、多くのライダーに人気のあるバイクです。

特に、小排気量のバイクに興味を持つ人の中には、レブル 125cc バイク アメリカンというキーワードで検索する方も多いでしょう。

本記事では、レブルがアメリカンバイクとして分類されるのか、125ccクラスのアメリカンバイクと比較した際の特徴やメリット・デメリットについて詳しく解説します。

クルーザー(オートバイ)との違いや、125ccのバイクでどれくらいの走行性能があるのかも紹介するので、レブルの購入を検討している方や、小型アメリカンバイクに興味のある方は、ぜひ参考にしてください。

ポイント

  • ホンダ レブルはアメリカンバイクではなく、ロードスポーツの要素を持つこと
  • クルーザー(オートバイ)とアメリカンバイクの違い
  • レブルの特徴や選び方、用途に合ったモデルの選択方法
  • 125ccから1100ccまでのバイク市場の主流と走行性能の違い

ホンダのバイク【レブル】アメリカンバイクの魅力とは

  • クルーザー (オートバイ)とは?
  • レブルはアメリカン車ではない?
  • アメリカンバイクは別名何と呼ばれていますか?
  • ホンダのレブルはなぜ人気があるのでしょうか?
  • 現在は、126~1100ccが主流

クルーザー (オートバイ)とは

クルーザー(オートバイ)とは、長距離巡航に適した設計を持つオートバイのことを指します。

一般的に、シート高が低く、ライダーがリラックスした姿勢で乗れるのが特徴です。

このタイプのバイクは、アメリカの広大な道路を快適に走るために生まれました。

特に、ハーレーダビッドソンやインディアンなどのメーカーが代表的で、そのデザインや走行性能が長年の歴史の中で確立されてきました。

また、クルーザーは見た目の美しさも魅力の一つです。

クラシックなフォルムやメッキパーツの輝き、重厚感のあるボディは、所有する満足感を高めてくれます。

一方で、スポーツバイクなどに比べると車重が重く、カーブの多い道路では機敏な動きがしにくいという面もあります。

しかし、直線道路をゆったりと走る楽しみを求める人にとっては、クルーザーは最適な選択肢と言えるでしょう。

アメリカンバイクの別名

アメリカンバイクは、別名「クルーザー」とも呼ばれています。

これは、クルージング(巡航)に適したバイクであることに由来します。

アメリカンバイクは、もともとアメリカの広大な土地を長距離移動するために設計されました。

そのため、低いシート高やゆったりとした乗車姿勢、長いホイールベースが特徴となっています。

このスタイルが長距離巡航に適していることから、「クルーザー」という名称が使われるようになりました。

さらに、アメリカンバイクは、メーカーや地域によって異なる呼び方がされることもあります。

例えば、日本では「アメリカン」と呼ばれることが多いですが、欧米では「クルーザー」が一般的です。

近年では、アメリカンバイクのデザインを取り入れつつも、軽量でスポーティな走行性能を備えたモデルも登場しています。

これらは「ネオクラシッククルーザー」と呼ばれることもあり、従来のアメリカンバイクとは異なる進化を遂げています。

レブルは本当にアメリカン?違うの?

ホンダのレブルは、そのデザインやスタイルからアメリカンバイクのように見えることが多いですが、厳密には「アメリカンバイク」ではなく「ロードスポーツ車」に分類されます。

これは、フレーム構造やエンジンの配置、ライディングポジションなど、いくつかの重要な要素がアメリカンバイクとは異なるためです。

まず、一般的なアメリカンバイクは「ダブルクレードルフレーム」や「クレードルフレーム」を採用することが多いですが、レブルは「ダイヤモンドフレーム」を採用しています。

この違いにより、車体の剛性や重量バランスが異なり、アメリカンバイク特有の重厚感ある乗り味とは異なる特性を持っています。

また、アメリカンバイクの特徴であるVツインエンジンとは異なり、レブルは単気筒または並列二気筒のエンジンを採用しており、より軽快な走りを実現しています。

さらに、ライディングポジションにも違いがあります。

アメリカンバイクでは、ライダーが足を前方に投げ出すスタイルが主流ですが、レブルはスポーツバイク寄りのポジションを採用しており、バイクのコントロールがしやすい設計になっています。

これにより、街乗りやワインディングロードでも扱いやすく、初心者でも安心して運転できる特性を持っています。

しかしながら、レブルはアメリカンバイクのデザイン要素を多く取り入れています。

例えば、低めのシート高やシンプルな外観、カスタムのしやすさなど、アメリカンバイクの魅力を備えたスタイルになっています。

そのため、「アメリカンバイク風のロードスポーツ」として捉えるのが最も適切でしょう。

レブルは、アメリカンの雰囲気を持ちつつも、軽快で扱いやすい走行性能を求める人にぴったりのバイクです。

アメリカンバイクの見た目を楽しみながらも、よりスムーズな走りや取り回しのしやすさを求めるライダーには最適な選択肢と言えるでしょう。

なぜ人気があるのか

ホンダのレブルが人気を集めている理由はいくつかありますが、最も大きな要因は「扱いやすさ」と「スタイリッシュなデザイン」です。

まず、レブルはシート高が低く、足つきの良さが特徴です。

これにより、初心者や小柄なライダーでも安心して乗ることができます。

また、車体がコンパクトで軽量なため、街乗りやツーリングなど幅広いシチュエーションで扱いやすい点も魅力です。

次に、シンプルながら洗練されたデザインも人気の理由の一つです。

レブルは、無駄を削ぎ落としたミニマルな外観とカスタムのしやすさが特徴で、自分好みにアレンジできる点が多くのライダーから支持されています。

さらに、燃費性能が良く、維持費を抑えやすいこともポイントです。

特にレブル250は、軽快な走りと経済的なコストパフォーマンスを両立しており、日常使いにも適しています。

このように、初心者からベテランまで幅広い層に支持される理由が揃っていることが、レブルの人気を支えています。

レベルは250~1100ccが主流?

現在のバイク市場では、250ccから1100ccクラスのバイクが主流となっています。

これは、排気量の違いによって求められる用途が異なるためです。

まず、126cc~250ccクラスは、日常使いに適したモデルが多く、燃費が良く、車検が不要な点が魅力です。

特に、レブル250のような軽量で扱いやすいバイクは、初心者にも人気があります。

一方、400cc~750ccクラスは、高速道路の巡航性能に優れ、ロングツーリングに向いています。

エンジンパワーに余裕があるため、タンデム(二人乗り)や荷物を積んだ走行にも適しています。

そして、1000ccを超えるリッターバイククラスになると、圧倒的な加速力とパワーが魅力です。

ハーレーダビッドソンやホンダのレブル1100のようなクルーザーモデルは、長距離ツーリングでの快適性を追求した設計になっています。

このように、126cc~1100ccのバイクは、それぞれのライフスタイルや用途に応じて選ばれており、多くのライダーに支持されているのです。

ホンダのレブルはアメリカンバイク?おすすめですか!?

  • 125ccのアメリカンはダサい?
  • 125ccのバイクで何キロ出るのか
  • 125cc 通行禁止 なぜ?
  • ピンクナンバーのバイクは何cc
  • バイクニケツいつからできるのか
  • レブルの魅力を活かした選び方

125ccはダサい?

125ccのアメリカンバイクを「ダサい」と考える人もいるかもしれませんが、それは誤解です。

確かに、大型のアメリカンバイクと比べると車体の迫力には差があります。

しかし、125ccクラスのアメリカンバイクは、コンパクトながらも堂々としたデザインを持つモデルが多く、街乗りでの機動力や扱いやすさという点では優れています。

また、125ccクラスのバイクは維持費が安く、燃費が良いのも大きなメリットです。

特に、125cc以下のバイクは軽自動車税や保険料が低く抑えられるため、コストを気にするライダーにとって魅力的な選択肢となります。

さらに、小排気量ながらもデザイン性の高いモデルも増えており、例えばスペインのLEONART(レオンアート)などの125ccアメリカンは、ハーレーのような迫力のあるスタイルを持ちつつ、取り回しのしやすさを兼ね備えています。

このように、125ccのアメリカンバイクは「ダサい」のではなく、それぞれのライフスタイルに合った魅力的な選択肢の一つと言えるでしょう。

125ccのバイクで何キロ出るか

125ccのバイクの最高速度は、モデルによって異なりますが、一般的には90km/h~115km/h程度です。

125ccのエンジンは、原付(50cc)と比べると大幅にパワーアップしており、制限速度内であれば一般道で十分な走行性能を発揮します。

特に、スポーツタイプやエンジン性能の高いモデルでは、高速域でも安定した走行が可能です。

ただし、125ccのバイクは高速道路を走行できません。

そのため、長距離移動を考えている場合は、より排気量の大きいバイクを選ぶ必要があります。

また、125ccクラスは軽量なモデルが多いため、高速域での走行時には横風の影響を受けやすい点にも注意が必要です。

このように、125ccのバイクは街乗りや短距離ツーリングには最適ですが、高速道路を利用する場合や長距離移動を前提とする場合は、250cc以上のバイクを検討するとよいでしょう。

125cc 通行禁止 なぜ?

125ccのバイクが高速道路や自動車専用道路を走行できないのは、法律上「原動機付自転車」に分類されているためです。

日本の道路交通法では、125cc以下のバイク(原付二種)は高速道路や一部の自動車専用道路を走行することが禁止されています。

これは、原付二種が一般道路での走行を前提に設計されており、高速道路での安全性が十分に確保されていないと判断されているためです。

また、125ccのバイクは大型車両に比べると加速性能が低く、高速道路上での速度調整が難しくなることも理由の一つです。

特に、合流や追い越しの際に加速力が不足すると、後続車との速度差が大きくなり、事故のリスクが高まります。

このように、125ccのバイクが高速道路を走れないのは、安全性の確保が難しいためです。

一般道では十分な走行性能を持っていますが、高速道路を利用したい場合は126cc以上のバイクが必要になります。

二輪車車両区分見直しに関する有識者検討会報告書概要

今後、取得が容易な原付免許で運転できる総排気量50cc以下の現行区分に該当する原付の国内での生産・販売の継続が困難総排気量(内燃機関)検討の背景総排気量125cc以下の二輪車の「最高出力」を現行原付と同等レベルの4kW以下に制御した二輪車(新基準原付)を原付免許で運転できるか否か区分することに関し、車両の走行評価や関係者からのヒアリング等を通じて、その安全性や運転の容易性等を重点に検討

○現行制度を前提に、新基準原付を原付免許で運転できる区分となるよう、道交法体系上の見直しを行うこと検討事項検討結果

○新基準原付の扱いが、現行原付と整合するように関係諸制度を改めること(外見上の識別・車両法体系の区分等)

○区分の前提となる出力制御について、適切な不正改造防止措置を講じるとともに判別できるよう取り組むこと検討会の結論検討会の結論を踏まえ、今後、関連する諸制度の見直しと歩調を合わせて、道交法施行規則を見直す

引用元:警察庁HP

上記の結論から、2025年4月から125cc(条件付き)以下のバイクは、現在の50cc原付バイクと同等としてみなされるようになります。

法律の改正などには、普段から情報収集するなど、ご注意ください。

ピンクナンバーのバイクは何cc

ピンクナンバーのバイクは、排気量91cc~125ccの原付二種(小型二輪)に付与されます。

日本では、バイクの排気量によってナンバープレートの色が異なります。

例えば、50cc以下は白ナンバー、51cc~90ccは黄色ナンバー、そして91cc~125ccがピンクナンバーとなっています。

ピンクナンバーのバイクは、一般的な原付(50cc)とは異なり、二人乗りが可能で、法定速度も60km/hまで認められています。

また、ピンクナンバーのバイクは軽自動車税や保険料が低めに設定されており、経済的な負担が少ないのも特徴です。

さらに、自動車専用道路を除けば、車と同じ交通ルールで走行できるため、街乗りや通勤・通学に適しています。

このように、ピンクナンバーのバイクはコスト面や利便性の面でメリットが多く、特に都市部での移動手段として人気のあるカテゴリーです。

バイクのニケツ

バイクで二人乗り(タンデム)をするには、免許の取得期間や排気量などの条件を満たす必要があります。

まず、一般道で二人乗りができるのは「普通二輪免許」または「大型二輪免許」を取得してから1年以上が経過している場合です。

これは、初心者がタンデム走行時に起こしやすい事故を防ぐためのルールとして定められています。

一方で、「原付免許」では、排気量50cc以下のバイクしか運転できず、二人乗りは禁止されています。

また、高速道路では、さらに厳しい条件が課されています。

高速道路での二人乗りは、運転者が20歳以上で、普通二輪免許または大型二輪免許を取得してから3年以上が経過していることが必須です。

このルールも安全面を考慮したもので、一定の経験がないと高速道路でのタンデム走行は危険だとされています。

バイクの二人乗りは、後部座席に「グラブバー(つかまるためのバー)」や「ステップ(足を乗せる部分)」がある車種で行うことが推奨されます。

さらに、同乗者は必ずヘルメットを着用し、安全な装備を整えたうえで乗車しましょう。

このように、バイクの二人乗りには一定の条件があり、誰でもすぐにできるわけではありません。

しかし、必要な経験を積んで条件を満たせば、安全にタンデム走行を楽しむことができます。

魅力を活かした選び方

ホンダ レブル は、カジュアルなライディングからカスタムまで幅広く楽しめるバイクですが、自分の用途に合ったモデルを選ぶことで、その魅力を最大限に活かすことができます。

ホンダ CA 125 レブルとその後

結論としては、日本国内では「レブル125cc」は販売しておらず、海外で製造されていたようです。
Honda CA 125 Rebelは、スペインのHonda工場で作られ、1995年から2001年までの限られた期間でした。
後継モデルは「ホンダVT 125 シャドウ」となりました。

まず、初心者や日常使いを考えている人には「レブル250」がおすすめです。

軽量で扱いやすく、燃費も良いため、街乗りや短距離ツーリングに最適です。また、車検が不要な点もコスト面でのメリットになります。

一方で、高速道路を利用したツーリングを楽しみたい場合や、よりパワフルな走行を求めるなら「レブル500」や「レブル1100」が向いています。

特にレブル1100は、電子制御機能も充実しており、長距離移動でも快適に走行できます。

カスタムを楽しみたい人にとっても、レブルは理想的なベース車両です。

シンプルなデザインなので、ハンドルやマフラー、シートなどを変更しやすく、好みに合わせて自由にカスタマイズが可能です。

また、足つきの良さや取り回しのしやすさから、女性ライダーにも人気があります。

純正のアクセサリーも豊富に用意されており、自分好みのスタイルに仕上げることができます。

このように、レブルはライダーの用途や好みに応じて柔軟に選べるバイクです。

どのモデルを選ぶかによって、楽しみ方が大きく変わるため、自分のライディングスタイルに合った一台を見つけることが大切です。

ホンダのバイク【レブル】とアメリカンバイクの特徴と魅力

本記事のまとめ

  • クルーザーは長距離巡航向けのバイクで、快適な乗車姿勢が特徴
  • アメリカンバイクは「クルーザー」とも呼ばれ、長距離移動に適している
  • レブルはアメリカン風だが、厳密にはロードスポーツ車に分類される
  • レブルはダイヤモンドフレームを採用し、軽量で扱いやすい設計
  • 足つきが良く、初心者や小柄なライダーにも適している
  • シンプルなデザインで、カスタムの自由度が高い
  • 250ccモデルは燃費が良く、維持費を抑えやすい
  • 高速ツーリングを楽しむなら500ccや1100ccモデルが適している
  • 126cc以上のバイクが主流で、用途に応じた選択が重要
  • 125ccのアメリカンバイクはコンパクトながらも存在感がある
  • 125ccバイクは一般道で90km/h以上出せるが、高速道路は走行不可
  • 125cc以下のバイクは法律上「原付二種」とされ、高速道路を走れない
  • ピンクナンバーのバイクは91cc~125ccの原付二種に該当する
  • バイクの二人乗りは免許取得から1年以上が経過していることが条件
  • レブルは初心者からベテランまで幅広く楽しめるバイク

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